■人気店は量に加えて味も抜群
第2位は、多くのメディアで取り上げられている超有名店、『鶴亀屋食堂』(青森県)の本マグロ丼・中に決定した。
「大間産マグロの切り身がタワーのように盛られた、大迫力の丼です。
総重量は1キロ超で、その重さの大半が切り身という、マグロ好きにはたまらないデカ盛りでした。食べ進めていくと、脂ののった中トロが顔を出すこともあります」(前出のナツ氏)
そして、JTMCの白熱した議論の末、栄えある第1位に輝いたのは、『ひばり食堂』(高知県)のかつ丼・倍盛り。もえの氏、ナツ氏がともに訪れたことがある、国内屈指のデカ盛り店だ。
「四国で絶大な人気を誇るお店で、人里離れた場所なのに、連日、多くの人が訪れます。看板料理のカツ丼は、“倍盛”にすると総重量4・5キロ。もともと精肉店だったこともあり、大量の肉を使ったメニューがウリになったとか」(前同)
デカ盛りのカツ丼は全国に星の数ほどあるが、このカツ丼は、量だけでなく、味もトップクラスという。
「一度煮た豚のバラ肉を使ってトンカツを作っているため、食感が柔らかいんです。関西風の甘いだしと、トロトロの半熟卵も相まって、ご飯との相性が抜群です」(もえの氏)
さらに、盛りつけにも、こだわりが。
「高知の郷土料理“皿鉢料理”のお皿を使っているんです。ここでしか味わえない唯一無二のカツ丼ですね」(前同)
■デカ盛りグルメの魅力とは!?
最後に、もえの氏がデカ盛りの魅力を教えてくれた。
「大迫力の見た目からくるワクワク感や、食べ切ったときの満足感、そして、お腹いっぱい食べてほしいという店主さんの愛情がたまりません。皆さんも無理のない範囲で、挑戦してみてはどうでしょうか」
心も体も満たされるデカ盛りグルメを食べて、元気をもらおう!