板尾創路、永瀬正敏ら出演・映画『蜜月』は公開中止!「女優に対する性加害」監督・榊英雄が傷つけた“日本の宝”「吉永小百合作品」と「嵐・大野智の伝説のドラマ『魔王』」が“永久お蔵入り”の危機!?の画像
大野智(嵐)

 3月9日に『文春オンライン』で複数の女優に対する性加害が報じられた俳優の榊英雄(51)が監督を務め、3月25日に公開予定だった佐津川愛美(33)主演の映画『蜜月』の公開が中止されることが、9日夜に同作の製作委員会より発表された。

 この発表を受け、榊はコメントを発表。「この度は、映画『蜜月』の公開が控えているこのタイミングで、私の過去の個人的なことが記事になり、映画を創るために東奔西走してくださったプロデューサー陣やスタッフ、キャストの皆さま及び関係者の皆さま、そして何よりこの映画の公開を楽しみに待っていてくださる観客の皆さまに、多大なるご迷惑とご心配、不快な思いをさせてしまったことを、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

『文春オンライン』の記事については「今回の記事上で、事実の是非に関わらず渦中の人とされてしまった相手の方々にも、大変申し訳なく思っております。事実であることと、事実ではない事が含まれて書かれておりますが、過去のことをなかった事には出来ません。それをしっかり肝に銘じ、これからの先へ猛省し悔い改めることを誓い、人を、日々を大事に生きていきたいと思っております」とした。

「ハリウッドでは数年前から『MeToo運動』なども起こり、そもそも『蜜月』自体が、性被害などの社会問題を扱った作品です。その映画の監督が、優位な立場を利用した形で女優に関係を迫っていたことが報じられたわけですから、映画の公開を見合わせるのも致し方ないでしょう」(ワイドショー関係者)

 ネットでは今回の件について「過去のこと、と言い切ってる時点で全く反省なんかしてないように思う。そして関係者への弁解や謝罪が前半にある事から、この方は自分の面子や身内に対してバツが悪いことしか気にしていないようにすら思う」「今回公開が延期されることでの賠償などはこの方が支払うのであるなら、一つ制裁を受けたという事で良いのかもしれない」といったコメントも寄せられている。

「たしかに、言い訳に終始しているとも受け取れる謝罪文ですよね。榊監督の今回の謝罪文には、長年、彼と仕事をしてきた映画カメラマンからも憤怒の声が上がっています。『蜜月』には主演の佐津川さんの他、永瀬正敏さん(55)や板尾創路さん(58)など、第一線で活躍する俳優も出演していたんですが……。

 また、榊氏の監督作品としては、安田顕さん(48)と山田裕貴さん(31)が主演を務めた映画『オーバーロード』も4月15日に公開を控えていますが、こちらはどうなるのか……。エンタメ界に与える影響も大きいでしょうね」(前同)

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