TBS『ファイトソング』満を持しての清原果耶投入も“大誤算の惨敗”原因は主人公・花枝のアンチ恋愛設定、救いはひたすら裏主役・徹底的に報われない「最強当て馬」セクゾの菊池風磨の画像
清原果耶

 清原果耶(20)主演のドラマ『ファイトソング』(TBS系)の第9話が3月8日に放送され、平均世帯視聴が7.6%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)で、最終回を目前にして前週から0.6ポイントダウンと盛り上がりに欠けている。

 同ドラマは、児童養護施設「あさひ学園」育ちで、空手の日本代表を目指していた木皿花枝(清原果耶)と、一発屋で落ちぶれたミュージシャンの芦田春樹(間宮祥太朗/28))、幼なじみの夏川慎吾(菊池風磨/26)たちの不器用な恋と成長の物語。

 第9話は、花枝と芦田の別れから2年が経過。聴神経腫瘍の手術を終えた花枝は聴力を失っていて、子ども用の落書きボードや唇の動きを読むことで、相手とコミュニケーションをとっていた。一方、芦田は新曲『ファイトソング』が認められ、ミュージシャンとして復活していた。

 本来、最終回に向けた終盤は一番注目が高まるのだが、ほとんどが7%台で伸び悩んでいる。若手俳優で随一の演技力を誇り、NHKの朝ドラ主演後初の民放連ドラ主演と、実力も話題性も抜群の清原を投入してこの結果では、どう見ても惨敗と言えるだろう。

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