■綾野剛事務所社長は「大好きな奴だった。人間力がある」と評価

 東谷氏の暴露を受け、綾野や小栗旬(39)などが所属する芸能事務所「トライストーン・エンタテイメント」の設立者で、プロデューサーとして映画『あずみ』や『クローズZERO』などを手掛けてきた映画界の伝説的人物として知られる山本又一朗氏(74)は、3月10日発売の『週刊文春』(文藝春秋)の取材に対応。

 東谷氏は2月28日の生配信で、綾野がファッションモデルの女性を自宅に呼び出したものの、そういった行為ができないとわかると追い出したと暴露していた。

 山本氏は東谷氏に対し、「法的措置は考えていない」「(綾野はモデルを)怒って追い出しただけ」と昭和の映画人らしく豪快にコメント。また、東谷氏を「大好きな奴だった。人間力がある」「気遣いもできるし、しゃべりも上手く、みんな信頼していた」と評したのだ。

 さらに3月3日、ロンドンブーツ1号2号田村淳(48)も、自身が配信した動画内で「(東谷氏は)友だちです」と繰り返していた。

「東谷氏は“BTS詐欺”の首謀者とも報じられ、自身も悪事に手を染めたと告白しています。また芸能人の裏側を暴露している理由も、ピンチに陥ったときに助けてくれなかったからというもので、あまりにも自分勝手な行為です。ですので当然、その一方的な主張には信憑性には疑わしい部分もあるはず。

 しかし、そういった傍若無人な振る舞いをしているにもかかわらず、山本氏や淳のように、芸能界で影響力を持つ人物がフォローするようなコメントを出しているんです。

 それは、芸能人だけではなく、芸能事務所の上層部もかつては東谷氏のお世話になっていて、恩恵を受けていたからだとささやかれています。東谷氏は芸能人だけではなく、それを管理する事務所幹部も取り込んでいたということですよね……」(前出の夕刊紙記者)

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