■自身のイメージは「別に僕も恥じてはない」

 野村は、あまり同業者と飲みにいかないため、自分のイメージが独り歩きしてしまうと嘆いたが、「やんちゃなことを別に僕も恥じてはないし、全然このままでいいんですけど」と続け、「俺も菅田将暉みたいな世界観あったらなぁとか思うんすよ」「そういう路線で歌出て、ええCMして、ええ俳優と思われるって、ああいうことなんやなって」と竹内涼真(28)に続き菅田将暉(29)を羨み、後藤から「やめろ!」とツッコまれていた。

 今回野村が語ったように、世間での「野村=やんちゃ」イメージは強い。そうしたイメージは野村自身の素行によって度重なる炎上騒動があったからだ。2018年にインスタグラムで喫煙写真を投稿した際、一部から批判の声を浴びたが、これに野村はTwitterで「タバコ吸ってたら印象悪い。タトゥー入ってたら印象悪い。意味わからない」と反論。このツイートがさらに波紋を浴び、さらなるバッシングを呼んだ。

 また2019年にはファンから頼まれ写真を撮った際の動画がネットで拡散。野村は写真撮影に応じたものの、「1枚だけ?」と言われるとタバコを吸いながら歩き去る様子が映っており、これがネットでは「冷たい」「歩きタバコはダメ」と炎上。これに野村はTwitterで「写真撮ってんのに対応冷たいとかマスコットキャラクターじゃねーんだよ」と反論した。

 2021年放送の『ボクらの時代』(フジテレビ系)に出演した際には、「やっと俺の良さを女どもがわかってきた」と発言し、この「女ども」という表現が女性蔑視に当たるとして、視聴者から非難が殺到した。

 ネットの過剰反応という気もするが、あけっぴろげで素直な野村の言葉が、受け取る人によっては不遜と感じるのかもしれない。今後、野村は「やんちゃ」を返上し、竹内や菅田のように爽やかキャラになれるのだろうか。

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