■木村の出演が頼もしい一方で……
「現状で『イッテＱ』に出演する木村は、まさに“救世主”と呼べますね。というのも、『イッテQ』は３月１７日にロッチの中岡創一（４４）がロケ中に転倒して全治２か月の右足関節外踝骨折をしてしまったうえ、３月２０日放送回でも、不安な要素ばかりがクローズアップされていたんですよ」（前出の専門誌記者）
２０日放送回は、出川哲朗（５８）と新出川ガールの箭内夢菜（２１）による『大自然でお料理シリーズ』と、宮川大輔（４９）による『ニッポンお祭り道中』の２本立てだった。
出川と箭内は最初に行った北海道岩見沢市での「２ｍの穴にジュースを注いでアイスキャンディを作る」は成功。次に訪れた登別地獄谷で行った「１００℃の温泉でバケツプリンづくり」は失敗したものの無難に終了。問題は、３本目に紹介された伊豆諸島の式根島でのロケでのことだった。
「海底火山の熱を利用して温泉卵を作る、というロケだったんですが、これが難航してしまったんです。南風の影響でかなり波が高く、潜れて３０分ほど、という悪条件だったんですが、箭内が醜態をさらしてしまったんです」（前同）
箭内は今回のロケに備えてスキューバダイビングの免許を取得するなど意気込みは十分だったものの、「耳抜きができない」という致命的な弱点が発覚し、結局潜れず。戦力外通告を受けて、ナレーションに「最近の『イッテQ』では誰も流さなくなった悔し涙！」と打たれ、「もういやだ！ イッテＱ，いやだ！」と涙する場面もあった。
