3月10日、17日発売の『週刊文春』(文藝春秋)で、複数の女優への性加害を報じられた映画監督で俳優の榊英雄(51)。この報道を受け、榊が監督を務め、3月25日に公開予定だった佐津川愛美(33)主演の映画『蜜月』の公開が中止されることが発表された。
さらに3月24日発売の同誌では、その榊の“盟友”で俳優の木下ほうか(58)も複数の女優に性的な行為を強要していたと報じ、さらに波紋を広がっている。
木下は榊が監督を務めた映画『誘拐ラプソディー』や『木屋町DARUMA』にも出演し、親交が深いことでも知られる。
24日発売の『週刊文春』には2人の女優の告発が掲載されており、1人は演技指導という名目で木下の自宅に呼び出され、性的な行為を強要されたという。また、業界人が集まる飲み会で知り合ったもう1人の女優も自宅に呼び出し、パワハラ的な言動から関係を迫ったとされる。
ネットには「せっかくいい役者さんなのにとても残念です。舞台とかでも悪い役多かったけど、いい味だしてて、好きでした。今回のことでとても残念」「木下ほうかさんの件……残念だな……」「今まで業界中にこうしたことが横行していたのかもしれないが、今後は一掃されなければならない」といったコメントが寄せられている。
「木下さんサイドからはまだコメントが出ていないため、今後の展開も注視する必要があるでしょう。ただ、ハリウッドでは数年前から『MeToo運動』なども起こり、日本でも問題視されてきたことでもありますからね。
今回の報道で、NHKも緊急の対応に追われているのではないでしょうか。木下さんは4月5日スタートのドラマ『正直不動産』(NHK総合)にメインキャストとして出演していますからね」(ワイドショー関係者)
山下智久(36)が主演を務める『正直不動産』は、山下演じる売り上げナンバーワンの不動産営業マン・永瀬財地が、“祟り“で嘘がつけなくなることから始まる“痛快お仕事コメディ”。
山下と木下のほか、福原遥(23)、市原隼人(35)、大地真央(66)、草刈正雄(69)、高橋克典(57)などの豪華俳優陣が出演。また、ドラマの主題歌を小田和正(74)が提供することも発表されたばかりだった。