■『サヨウナラのその前に』の最大の被害者は『スッキリ』

 そんな『サヨウナラのその前に』に、最も大きな被害を受けているのが、極楽とんぼ加藤浩次(52)がMCを務め、『ZIP!』のあとに放送される『スッキリ』だという。

「『サヨウナラのその前に』の終了直後から『スッキリ』がスタートするんです。『サヨウナラのその前に』で視聴率が落ちに落ちているところからのスタートですから、開始からしばらくの間は、『スッキリ』の視聴率もとんでもなく悪い。そこから盛り返すのは、至難の技ですからね……」(前出の制作会社関係者)

 放送開始から17年目に突入した『スッキリ』にはマンネリ化も指摘されているほか、アイヌ民族に対する不適切な表現などのトラブルも重なり、いつ終わってもおかしくないとも言われている。

 加えて、谷原章介(49)がMCを務めるフジテレビの『めざまし8』の3月7日から11日の1週間の平均世帯視聴率が5.4%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)で、同時間帯の民放2位になり、約3年ぶりに『スッキリ』を上回ったことも一部で話題を呼んだ。

「世帯視聴率は右肩下がり、コア視聴率はなんとか同時間帯トップをキープしていますが、それもいつまで続くのか……。そういった状況で、かねてから“終わる終わる”と言われてきた『スッキリ』ですが、日テレ内部でも『サヨウナラのその前に』がトドメを刺すのではないかとささやかれていますね」(前同)

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