■「やっぱりグループはいいですね。僕は一人で書いているから」
それを聞いた今村氏は「やっぱりグループはいいですね。僕は一人で書いているから、天使の今村が“ここはもうちょっと丁寧な描写をしたほうがいいぞ”っていうと悪魔の今村が“いやいや、締め切りがヤバいんだからとりあえずセリフで繋いでおけよ”って囁くくらいです」と自虐的に述べた。
また、今村氏に向けて「これから書きたいテーマ」が尋ねられると「世界の中の日本を書いてみたい」と即答。「実はもうスタートしているんですが、これが偶然にもウクライナの話なんです。ウクライナがキエフ公国だった頃、モンゴル帝国に滅ぼされている。そのときの話です。主人公は日本人、脇役に韓国人、ヒロインはウクライナ人という珍しい歴史小説ですよ」と、話題必至の新作について明かしてくれた。