■ニノ『マイファミリー』と松潤の大河『どうする家康』に「超暗雲」

 二宮が2021年4月に開設した『ジャにのちゃんねる』は登録者数316万人(3月31日12時現在)と大人気だが、俳優としては1月3日の正月ドラマ『潜水艦カッペリーニ号の冒険』(フジテレビ系)に主演した。

「この『潜水艦カッペリーニ号の冒険』が世帯視聴率4.9パーセント(関東地区/ビデオリサーチ調べ/以下同)と大不調でした。1月3日で多くの人が家にいたのに……。その前年、前々年の木村拓哉さん主演の『教場』は15%近い世帯視聴率を取っていましたから、その差は歴然です。

 それだけに、二宮さんが主演する4月10日スタートの日曜劇場『マイファミリー』(TBS系)に、不安の声が広がっています。二宮さんは主人公の鳴沢温人(なるさわ・はると)というゲーム会社の社長役を演じ、同作はサスペンスドラマになるといいますが、大きく宣伝もされた『カッペリーニ号』が極めて厳しい結果だったので、“大丈夫なのかな……”という声が上がっていますよね」(前出の女性誌編集者)

 松本潤が主演する『となりのチカラ』(テレビ朝日)は木曜夜9時、米倉涼子(46)主演の『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』と同じ放送枠で放送されてきた。

「木曜夜9時は、テレビ朝日の看板とも言えるドラマを放送する枠となっていますが、『となりのチカラ』は3話以降視聴率は7~8%と1ケタで推移しています。他の放送枠であれば大丈夫だったかもしれませんが、テレ朝が気合いを入れて作っている枠で、かつ“嵐の松潤の作品”がずっと1ケタ低視聴率なのは、期待外れだったのは間違いないでしょう。果たして3月31日の最終回はどういう結果が出るのか……」(前同)

 このように、嵐の“俳優班”である二宮と松本の主演ドラマが連続で爆死してしまっているなか、二宮は4月10日から『マイファミリー』が放送され、松本は2023年度NHK大河ドラマどうする家康』の主演が決定しているというわけだ。

「2019年からの“活動休止バブル”が終了し、メンバー個々のパワー不足が露呈しつつあるとも言えそうな嵐。一部からは“やっぱりSMAPには及ばない”といった声も出てしまっているようですが、現在の“嵐の窮地”とも言える状況を救えそうな、絶好調のメンバーもいますよね」(同)

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