パチンコ・スロット、人気回復の兆し! “今が見分けやすい”「お客ファースト」の優良店【ギャンブルライター・浜田正則コラム】の画像
(イラスト/玉三郎)

 1月、2月にホールを駆け抜けた、「新内規機の大量導入」による疲弊。これをホールは、ちゃんと「入れ替えすぎ」だと捉えているのかと心配していたのですが、節度ある入れ替えが展開しています。よかった……、そうじゃなければ、今後、入れ替えすることが当たり前と化し、資金回収を警戒するお客が、ガボっと離れる心配もありましたからね。

 この所業はホールも勇気を出したと言えます。本来なら台メーカーがそんなのは許すまじとばかりに新台ゴリ押しを畳み掛けてくるところ。今やその強権を発動できるのは、一部の超キラーコンテンツを持つメーカーのみに限られていますんで、屈せずに済んでいるのでしょうね。

 ともあれ、これにより、心あるホールでは、くだんの大量導入以降、入れ替えの際に台数を極端に絞ることで、帳尻合わせにきています。これなら、年間トータルで入れ替える台数は例年と大差なく、ホールとしても損失はあまりなくなりそうです。

 また、こうした長期スパンでものを考えられるホールは、あまり客減りも起きていないため(むしろ増えてるホールもある)、そう考えると、なにげに今って、こうした「読み」に最適な状況で、お客にとって大チャンスです。

(1)節度ある入れ替えを施行しているホール=優良◎
(2)新台をゴリゴリ入れて、費用回収とばかりにキツイ調整をし、お客が飛ぶのを補うためにさらに新台入れ替えに躍起となるジャンキーなホール=極悪×
(3)新台すら入れられないホール=危険▲
(4)頑張って新台を入れる弱小ホール=けなげ(隠れ優良ホール)◎

 これらが顕著にあらわれているのが今の状況ではないでしょうか。というわけで、皆様、この機会に、近くの優良ホールを発掘するのもアリですよ。

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