■シュワちゃんと共演したCMも話題に

「筋骨隆々とした無敵のヒーローではなく、ただの警官だからこそのボロボロになりながらの奮闘が印象的だった主演映画『ダイ・ハード』や、オールタイムベストにしばしば選ばれる『パルプ・フィクション』、観客を大いに驚かせた『シックス・センス』など、ウィリスが出た映画は名作ばかり。米メディアによると、出演作の興行収入は全世界で50億ドル(約6000億円)超に上るといいます。数多くの名作に携わっている名優だっただけに残念ですね。

 また日本では、缶コーヒーの『BOSS』のCM『宇宙人ジョーンズ』でおなじみのトミー・リー・ジョーンズ(75)に次いで、CMでおなじみの俳優でもありました」(広告代理店関係者)

 日本では、20年からソフトバンクが『SoftBank5G』の商用サービス開始に伴い、ブルース・ウィリスがあの『ドラえもん』を演じるCMシリーズに出演している。ちなみに声を吹き替えたのは藤岡弘、(76)。妹の『ドラミちゃん』を演じたのは、広瀬すず(23)だった。

「『ドラえもん』に限らず、ブルース・ウィリスは91年にNTTドコモのCMに出演したのを皮切りに日本のCMに多く出演していました。14年には、あのアーノルド・シュワルツェネッガー(74)とタッグを組んで、『コーワパワードコーヒー』のCMに出演したこともありましたね」(前同)

 シュワちゃんはトンネルの掘削作業をしながら、ウイリスは巨大なダンプカーを動かしながら、力強く「パワー!」と叫ぶ、最高に泥臭いCMだった。コンセプトは「何時の時代も変わらない最強のオトコとしてコーヒーを飲み干す姿」である。

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4