■たけしが語った「ネット進出計画」

 3月29日放送の『レベチな人、見つけた』(テレビ東京系)の最終回で、共にMCを務めていたTOKIO国分太一(47)から「これからやりたいこと」を問われたたけしは、「やりたいバラエティもあるし、映画もあるんだけど。今の地上波だとなかなか。SNSの世界があって、ちょっと状態がね。コンプライアンスとかいろいろ言い出したときに、自分はそういうのを考えてまでやりたくないと思ってるから」とコメント。

 続けて、「そっちの世界じゃなくて、もっとネットのほうで無茶苦茶やろうかなと思ってる」と断言。これに国分が「YouTube系もあり得るってことですか?」と確認すると、たけしは「そういう感じのところになっちゃうかも」と語っていた。

「“ネットのほうで無茶苦茶やろうかな”というのが『たけし城』の復活だったかもしれませんね。アマプラであれば、地上波ほど厳しくはコンプライアンスを気にする必要はないでしょうからね」(テレビ誌ライター)

 しかし、その一方で気になることもある。芸能プロ関係者はこう話す。

「実は、現時点では令和版『たけし城』から、たけし軍団の面々への出演オファーは来てないというんです」

 TBSは、たけしやたけし軍団の出演については「現在調整中です」としている。

 当時の『たけし城』には、たけし軍団のつまみ枝豆(63)、ガダルカナル・タカ(65)、ダンカン(63)、井出らっきょ(62)、松尾伴内(58)、ラッシャー板前(58)、グレート義太夫(63)などが「レギュラー守備軍団」として出演し、番組を盛り上げた。

「たけしさんは制作発表会で登壇しているのですから、どんな形かは分かりませんが、出演はするでしょう。しかし、軍団は……。2023年の配信なので、今後調整が進められる可能性もありますが、すでに制作が発表された時点でオファーがないということは……。

 たけしさんと軍団を巡っては、たけしさんが『オフィス北野』から独立する際に、ひと悶着ありましたからね……」(前同)

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