関ジャニ∞大倉忠義が好きな外食チェーンは「鳥貴族」じゃなく「CoCo壱番屋」だった!?の画像
関ジャニ∞大倉忠義

第109回 「カレーハウスCoCo壱番屋」

 

 アイドルだって飯を食う。実家が飲食店、それもナショナルチェーンだったら、どんな飯を食ってきたろう? 親が大企業のオーナーなわけだし、芸能界で食い詰めても将来は安泰、……などと散々書かれてきたのが、関ジャニ∞大倉忠義。大倉といえば、居酒屋チェーン「鳥貴族」創業者で社長の大倉忠司の長男だ。

 現在、トリキの店舗数は全国(というか店のない県も多いので関西・関東・東海)で615店舗(直営384、FC231店)もある。しかし、鳥貴族だって出だしは小さな個人店。1985年生まれの大倉だが、実はその年に父は大阪府東大阪市の近鉄俊徳道駅前に鳥貴族の第1号店を構えている。

 待望の第一子が誕生というタイミングで、当時25歳だった父は一念発起して起業したのだ。焼き鳥を選んだのもたまたまで、むしろこだわっていた「均一価格」を展開しやすいと判断できたからだそう。

 高校時代のビアガーデンのバイトで飲食業の面白さに目覚めた父は、調理専門学校卒業後、ホテル内のイタリア料理店に調理師として就職するが、ホール担当を務めて接客の醍醐味を知った。そして、実家近くの焼鳥屋に請われて短期のバイトに入った際、その熱意を見込まれ、やがてその店に転職。7店舗に広げるほど貢献するが、自身で店を持ちたいと思い、清水の舞台から飛び降りた。

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