■なにわ男子・道枝駿佑が追いかける“初代”の大きすぎる背中

 女性誌編集者は話す。

「2018年8月公開の『銀魂2 掟は破るためにこそある』以降、演技の仕事からは4年ほど離れている剛さんですが、その演技力の高さはかねてより定評があります。笑いを堪えての演技はどの作品でのことだったのかは明らかにはなっていませんが、その演技力、とっさの工夫でしっかりと自分の役割を果たしたということではないでしょうか」

 剛は小学生時代、大阪にある児童劇団「劇団アカデミー」に所属し、舞台、ドラマ、CMに出演するなど、ジャニーズ事務所入所前から芝居に打ち込んできた。

「剛さんが10代後半から20代前半にかけて主演を務めたドラマ『若葉のころ』、『青の時代』、『Summer Snow』(すべてTBS系)は『青春三部作』とも言われますが、3作すべてで剛さんが主演を務める予定はなかったといいます。

 しかし、『若葉のころ』や『人間・失格〜たとえばぼくが死んだら』(TBS系)の演技が高く評価され、『青春三部作』の全作品の主演に剛さんが抜擢されたほどですからね」(前同)

『銀魂2』では剛演じる高杉晋作が登場するのは3~4シーンほどで、セリフもほとんどなかったものの、見事なまでの存在感を放っていたと評価する声も少なくない。

「4月24日からはなにわ男子道枝駿佑さん(19)が主演を務める新たな『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)がスタートしますが、多くのメディアが行なってきた『歴代ナンバーワン金田一少年』といったアンケートでは、常に初代の剛さんがトップですからね。

 それだけハマり役だったということですから、5代目を演じる道枝さんにしてみたら初代の剛さんは追いかけるべき偉大な先輩。道枝さんは剛さんになんとか追いつきたいという一心で、『金田一少年の事件簿』の撮影に臨んでいるのではないでしょうか」(同)

 5代目・道枝は、初代・剛の演技を見て研究を重ねている!?

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