■『イッテQ』が大きな転換期だった

「いつも《自然のなか遠距離をずっと見続けていたら視力は回復するのか?》や《食事を○○にし続けると瘦せるか?》といった企画に身体を張って挑戦し続けているんですが、いつもツイッターで《#チャンありがとう》がツイッタートレンド入りを果たす人気ぶり。

 実は、他番組込みでロケや検証企画の出演数は年間200回を超えていて、『イッテQ』での出川哲朗さん(58)に近い立ち位置を確保しつつあるんです」(前出の制作会社関係者)

 最近の放送では4月6日放送回では「寿司は結局…太るのか? 太らないのか?」を検証すべく3日間お寿司を食べ続ける生活を送ったが、「うめぇ! 楽しい!」とノリノリで企画を行う姿もあった。

 そんなチャンカワイは、『イッテQ』についても芸人として大きな転換期になったことを先述のインタビューで明かしている。

《テレビのスタッフさんは、(“惚れてまうやろ~!”とか)フレーズを言ってほしくて僕を使うんだと思ってました。

 でも、これは勘違いでした。違和感を持ちながら、求められるままに「惚れてまうやろ!」と言っていたら、そのうち各番組を一周し終わったんです。「フレーズでしか知られてないからだ」と反省しました。

 でも、『イッテQ』では、僕の人柄が伝わっていって、そのうち「チャンさんの感想をください」って言ってもらえるようになりました。

 番組ってタイプがいくつもあって、一言だけ言えばいいタイプもあれば、後で何とかするから自由にやって欲しいというタイプもあるし、『イッテQ』みたいにジワジワ追い詰めていった先にどんな言葉が出てくるのかを楽しみたいタイプもあります。これがわかったことが大きく関係していると思います。》

『どうなの課』で大幅に成長し、『イッテQ』に返り咲いたチャン。このまま、本格的な復帰となるかも!?

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