綾瀬はるか主演フジテレビ『元彼の遺言状』大泉洋・生田斗真らの好演が光るも離脱続出の予感、あざとすぎる“配信サイトへの誘導”と“登場人物・キーワード渋滞”問題の画像
※画像はフジテレビ『元彼の遺言状』番組ホームページより

 綾瀬はるか(37)主演の月9ドラマ『元彼の遺言状』(フジテレビ系)の初回が4月11日に放送された。世帯視聴率が12.1%、個人視聴率が7.2%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と好調なスタートを切るも、視聴者から不満の声が漏れているようだ。

 同ドラマは、21年の『このミステリーがすごい!』で大賞を受賞した、新川帆立氏の同名のリーガルミステリー小説が原作。主人公の剣持麗子(綾瀬はるか)は国内トップクラスの大手法律事務所で働く敏腕弁護士で、クライアントのためなら、どんなあくどい手を使ってでも“勝ち”にこだわるタイプ。

 ある日、麗子のもとに謎の人物・篠田(大泉洋/48)から、元彼の森川栄治(生田斗真/37)が亡くなったとメールが届く。栄治には巨額の遺産があり、「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」という奇妙な遺言状を残していて、麗子は篠田を殺人犯に仕立て上げ、遺産を山分けする計画を立てたが……という展開。

 メインの綾瀬、大泉、生田の演技が巧みで引き込まれる内容だったが、栄治が暮らしていた軽井沢の別荘を舞台に、森川家の面々と顧問弁護士の村山(笹野高史/73)、栄治の元カノたち、獣医師の堂上(野間口徹/48)など、多くの登場人物が登場したうえ、展開が早かったため、混乱した視聴者が多い。

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