■酢の物、納豆やとろろも
松木シェフは大谷の健康面を考えて、酢の物を添えて料理を提供しているというが、これについても望月氏は太鼓判を押す。
「お酢には疲労回復に役立つクエン酸が含まれますが、肉や魚に豊富なビタミンB1と一緒にとると、エネルギー代謝を促進させ、より効果が高いんです」
試合の前後に食べるという、納豆巻きやとろろそば、タケノコ料理も、“大谷のパワーの源”のようだ。
「ネバネバ系の食材やタケノコは食物繊維が豊富ですし、糖質が徐々に吸収されていく効果がある。スタミナの持続につながるため、非常にいいですね」(前同)
本誌は、そんな“強力助っ人”松木シェフに話を聞くべく店舗に取材を申し込んだが、シェフが現在、体調不良とのことで直接、話を聞くことはできなかった。
ちなみに、松木シェフを紹介したのは、もともと『古都』で働いていた水原一平通訳だったという。
「水原さんは昨季、球宴のホームランダービーで、大谷が彼を捕手に指名して話題になった人物。大谷を支える“相棒”なんですよ」(前出の記者)
現地の日本食レストランが支える大谷の快進撃。ただ、本人いわく“アレ”も大事な一品なんだとか。
「本人は“チョコを買うことがささやかな幸せ”と公言するチョコ党。チョコレートも大谷を支えるマストアイテムなんです」(前同)
今季も異次元の活躍に期待しよう。