■セクハラ発言は「3打数3本塁打」

 4月14日にはようやく高嶋がスタジオの生放送に登場したが、ここでもゲストの松本若菜(38)に対し「匂い嗅ぎたい」といった言葉を投げかけたり、「緊張するとアップアップになる」と明かした松本に、「生まれたまんまの姿で。衣装いらないんじゃない?」と発言。

 このときも視聴者からは「高嶋政宏、降板求む。こんな下品な人、使わないでほしい」「令和のテレビに出るべきじゃない」といった声が上がった。

「4月21日放送の『食の細道』でもセクハラ気味の発言連発で、“高嶋政宏さんの攻めすぎたセクハラ発言や食べ方で凄く残念だね”や“高嶋政宏のキャラは深夜向き 相手と時間と空気が致命的に読めてない”といったコメントが寄せられました。

 番組への生出演は3打数1安打の高嶋ですが、セクハラ発言は3打数3本塁打といったところで、一部の視聴者からはかなりの悪評を買っています。加えて、舞台関連で2度も欠席するなど他の仕事の方を重視している節もあり、このままの状態が続けば『ポップUP!』をフェードアウトするように降板してしまう可能性もありそうです」(女性誌記者)

 3週目に入った『ポップUP!』だが、スタートから視聴率はまったく振るっていない。4月18日の世帯視聴率は2.3%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)と前週から微増したものの、翌19日は1.7%とまたしても1%台に落ちてしまった。

「3時間の長尺の生放送番組で毎日この数字というのはちょっとしんどすぎますよね。驚異の低視聴率と言えそうです。そして『ポップUP!』では、水面下でもドロドロの内部抗争が展開されているといいますからね……」(制作会社関係者)

『ポップUP!』の番組立ち上げから責任者としてチーフプロデューサー(CP)を務めてきた女性局員のA氏が2月頃より突然休養に入ってしまったと、4月7日発売の『週刊文春』(文藝春秋)が報じていた。

 A氏は40代半ばで『めざましテレビ』や『とくダネ!』などを手掛けてきた人物で、『ポップUP!』ではタレントのブッキングなども担当していたという。

「ところが、スタート前に番組を離れてしまったんです。男性プロデューサーがCPに昇格しましたが、A氏は4月に入っても休んだままだといいますね」(前同)

 記事によると、現在の編成部長のX氏とA氏は新番組を巡ってたびたび意見が衝突していたという。

「X氏は一時は系列会社のディノスに出向していたものの、昨夏、編成部長に返り咲きを果たしました。当時、キー局初の女性編成部長ということで話題になりました」(同)

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