■「襲われた」というのは“誤解”
しかし、記者に『海老蔵に襲われた』と麻耶が主張するブログ投稿について聞かれたときの回答について、さる梨園関係者は「歯切れが悪いような……」と疑問を呈した。
ここで振り返りたいのが、3月27日に更新された《海老蔵から襲われた時の話》とのタイトルがつけられたブログの中身だ。事が起こったとされるのが、麻央さんが亡くなってすぐのこと。姪と甥の世話を手伝うために海老蔵の家に寝泊まりしていたときのこと、部屋で寝ていると、
《上から重たいものが覆いかぶさってきました 目を開けると海老蔵が私の上に覆いかぶさっていました 海老蔵が私の耳元で 愛してるって言って まおがいなくなって寂しいんだ あまりの恐怖に声が声が声が声が出ませんでした》(原文ママ)
この場から逃れたい恐怖から「好き」と言うしかなかった麻耶。“人生最大の嘘をついた”という彼女を海老蔵は解放することなく、そのまま「どこが? どこが好きなの?」と囁いたのだという。どうにか「外見」だと絞り出すと、
《がいけん? うける 麻耶ちゃん俺の外見、好きなんだ ようやく私の上から海老蔵はいなくなり部屋から出ていってくれました 本当に女なら誰でもいいんだなと怒りが込み上げてきました》
これについて事実か、文春記者に問われると、このような弁明をみせた。
「誤解を招くようなことがあったのかもしれませんが、実際にそのようなことはありません」
誤解を招くとは? とつっこまれると、「要は勘違いされている」。覆いかぶさったことはないということ? には「そうです。実際、男女関係はないですから」としている。
“誤解を招く”の内容について、「『好き』と言ったり?」と問われた海老蔵はこのように答えたのであった。
「いや、『好き』って……。分からないです。私はお互いに支え合っていたということだと思っています」