■「一番天下に近い男」のさらば森田の「次に来る男」

『ラヴィット!』を盛り上げ、今回の一件で視聴者から「天才」と絶賛されている森田は、芸人仲間からの評価も高い。

 2021年1月放送の『ロンドンハーツ』(テレビ朝日系)では、出演芸人に「この中で将来大物になっていそうなのは?」というアンケートを実施。栄えある第1位には森田が輝いた。

 森田に対しては「誰よりも上を見てお笑いをやっている」「漫才もコントもできてしまうので一生ネタ番組にも出続けるでしょうし、賞レースの審査員もやりそう」といった賞賛が寄せられた。

 おぎやはぎ矢作兼(50)は『ゴッドタン』(テレビ東京系)や『おぎやはぎの「ブス」テレビ』(AbemaSPECIAL)といった番組で、森田のことを「マジで一番俺が嫌いな顔」としつつも「なのに笑っちゃう」と、その実力を認めている。

 元テレビ東京プロデューサーの佐久間宣行氏(46)によるYouTubeチャンネル『佐久間宣行のNOBROCK TV』に3月19日にアップされた動画に出演した銀シャリ橋本直(41)は「自分らの天下取り以外のことを考えたら、一番天下に近い男はさらば森田」とまで言っている。

「そんな森田さんとともに“次に天下を取る”と言われている芸人がいます。それがモグライダー芝大輔さん(38)なんです」(お笑いプロ関係者)

 2021年12月放送の『M-1グランプリ』の決勝戦で美川憲一(75)の『さそり座の女』に疑問を呈するネタを披露し、トップバッターとして歴代最高点をたたき出したモグライダー。『M-1』決勝戦出場以降、コンビをテレビで見る機会も急激に増えてきている。

「ボケのともしげさん(39)の天然キャラも魅力ですが、芝さんのツッコミは、芸人の多くがその実力を認めています。驚くべきことに、モグライダーの漫才はともしげさんのセリフ覚えがあまりよくないことから、ほぼアドリブだといいます。突然やってくるボケにもしっかりとツッコミを入れられる、その芝さんの瞬発力や対応力が高く評価されています。

 また、芝さんは芸人界屈指のイケメンとして一部では知られていますが、お笑いの邪魔にならないようにあえてヘアスタイルをリーゼントにしているとも言われています」(前同)

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4