■「私の生活のリズムは三宅アナの声とともに」

 三宅アナは番組開始以来MCを務めてきた大塚範一(73)に代わって、2012年より『めざましテレビ』のMCに就任。以降、フジテレビの“朝の顔”としてのお茶の間の人気を博してきた。

「『めざましテレビ』は1994年のスタートから29年目に突入した今も、世帯視聴率も、現在テレビ各局が重視する13歳から49歳までのコア視聴率もバランスよく高く、ここ数年にわたり低視聴率に苦しむフジテレビにとっては唯一の希望とも言える、局を牽引する番組です」(前出の制作会社関係者)

 4月4日、2021年度の全番組の年度視聴率が確定し、『めざましテレビ』第2部(午前6時10分~8時)が番組平均個人全体視聴率4.5%、世帯視聴率8.1%と、民放同時間帯視聴率1位を獲得した。

「2018年度から4年連続でトップですからね。三宅アナはそんな“フジテレビの顔”と言うべき番組を引っ張ってきた象徴的な存在です。昨年3月には井上清華アナ(27)と生田竜聖アナ(33)が番組の新MCに就任しましたが、三宅アナもMCとして出演し続けています。

 基本的に若い井上アナと生田アナが中心になって番組は進行していますが、三宅アナはアドバイザー的なポジションで大きなニュースでは原稿を読んだり、コメントをしたり、出演者や視聴者にも安心感を与えてくれていますよね」(前同)

 2021年12月に『ORICON NEWS』が発表した「好きな男性アナウンサーランキング」にも三宅アナは10位にランクイン。アラ還を迎えてもその人気は健在だ。

 三宅アナに投票した人からは「テレビにいると圧倒的な安心感がある」「朝は三宅アナの落ち着いた“おはようございます”の声から始まる毎日。私の生活のリズムは三宅アナの声とともに。お人柄がにじみ出る『めざましテレビ』での切れが良くて面白いツッコミや、温かい笑顔にいつも活力を頂いています」といったコメントが寄せられた。

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