■絶対にしなければいけないこと
続いて、吹き出し口。送風時に、風の向きを変える羽のようなパーツ「ルーバー」の汚れを取り除こう。
「お湯で湿らせたキッチンペーパーを、指や割りばし、定規など、細いものに巻きつけ、ルーバーの汚れを拭き取ってください」
ただし、この作業は絶対にコンセントを抜くか、エアコン内のブレーカーを落としてから行うこと。
「エアコンは電源がオフでも、タイマー機能や、おそうじ機能など、勝手に動くこともある家電です。ケガをしたり、故障したりする可能性もあるので、必ず電源を切ってください」
これらの作業は、約30分もあればOK。仕上げに30分程度の送風運転をし、内部の水気を完全に取り除けば、これにて完了という。
■火災に注意
「エアコン内部には絶対に水に濡らしてはいけない部分があります。最近はスプレー状のクリーニング剤や家庭用のスチーム洗浄機もありますが、これが原因とされる火災が多発し、国が警告を出している状況です。エアコン内部の汚れやカビを完全に除去したいときは、プロの業者に依頼するのがベストです」
エアコン掃除は使い始めだけではなく、2週間に1度行えば、より効果的だという。ぜひ、お試しあれ!