■「芸人が悪いんじゃないかな。ここ何年も野放しといいますか」に怖い前例!

 冗談半分だとは思うが、「見ても見ないふりをするのが一番いいかと思っています」という言葉に、どこかトゲを感じる、という人もいる。

「というのも、ここ最近の藤原さんは、何か作品に出演すると、モノマネ芸について言及する機会が増えている。最近でも今年1月28日公開の松山ケンイチさん(37)とのW主演映画『ノイズ』の関連インタビューで言及していました」(女性誌記者)

 まず、1月22日に『オリコン』がYouTubeチャンネルに投稿した藤原、松山、神木隆之介(28)ら3人の座談会では、

「監督から“藤原くん、ここはこんな感じで芝居やってみて!”って言うと、いや、監督それモノマネされますから、ちょっと止めた方がいいんじゃないですかってボソッと言うときがあります」

 とコメント。さらに2月8日に都内で行われた公開御礼舞台あいさつでは、

「最近なんかこう、一人歩きしかがちですけど。芸人が悪いんじゃないかな。ここ何年も野放しといいますか、気付いたら色をつけられてしまう現象が起こっておりまして。そろそろ本人に伝えようと思っています」

 と話したり、『ノイズ』で藤原が見せた「スライディング土下座」が例によってSNSでウケている件についても、「早めに手を打って阻止しないと」としていたのだ。

「過去にあった例としては、山本高広さん(47)は“キター!”というワードを武器にした、織田裕二さん(54)のモノマネ芸人として大ブレイクしていましたが、08年7月に織田さんがドラマの会見で山本さんについて“僕は笑えない。見ていると、心配になっちゃいますよ”とコメントし、同年12月に織田の所属事務所が民放各局に“モノマネ禁止令”を出す事件がありました。

 それだけに、藤原さんのモノマネ芸人への発言は、芸人にとっては笑えない話になってしまうかもしれない、と危惧する人もいるかもしれませんね」(女性誌記者)

 藤原竜也軍団はそれこそ「許してくれよおおおっ!!」と叫んでいるに違いないー-。

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