米倉涼子(46)が主演を務める、テレビ朝日系のドラマシリーズ『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』などのプロデュースを手掛けてきた同局の内山聖子氏(57)が、6月29日開催予定の「テレビ朝日ホールディングス定時株主総会及び取締役会」の承認を経て、同日付でテレビ朝日取締役に就任する予定であることが明らかになった。
2019年10月の『女性自身』(光文社)には、内山氏のインタビューが掲載されており、米倉との出会いは2004年のドラマ『黒革の手帳』(テレビ朝日系)だったこと、挨拶した際、米倉から「私、女性のスタッフ苦手なんですよね」と言われ、第一印象は最悪だったことなどを明かしている。
「内山さんは当時、米倉さんのひと言にカチンときたそうですが、自分の気持ちに正直で、スッピンも美しい米倉さんの顔を目にして、“面白い悪女”になると確信したそうです。
その後、米倉さんと内山さんのタッグで『交渉人〜THE NEGOTIATOR〜』、『ナサケの女〜国税局査察官〜』といったヒット作を次々と世に送り出し、集大成とも言える『ドクターX』が誕生したわけです」(制作会社関係者)
『ドクターX』は2012年10月クールの第1シーズンから世帯20%超えの高視聴率を記録し、米倉演じる大門未知子の「私、失敗しないので」というセリフは流行語に。シリーズを重ね、2021年10月クールの第7シーズンで10年目に突入。テレビ朝日を代表するドラマシリーズへと成長を遂げた。
「内山さんは米倉さんのことを“ヨネ”と呼び、2人でお酒を飲んだり、一緒に海外旅行にも行くほどの、まさに“マブダチ”のような関係になったといいます。
そして、2人が生み出した『ドクターX』はテレ朝の動画配信サービス・TELASAのほか、Netflixなどでも配信されているほか、DVDにもなっていますから、地上波での放送終了後も局に莫大な利益をもたらしています。加えて、平日夕方の再放送でも高い視聴率を記録していますからね」(前同)