■綾瀬はるかの『元彼の遺言状』は“視聴率ひと桁台”で撃沈

 裏側にはそんなドラマがあったという長澤の新ドラマに対しては、「どんなドラマだろ、楽しみ」「期待しております!」「長澤まさみの記者役、みてー」と期待する声が多数上がっている。

 一方で「個人的にミステリー好きですが、ここまでミステリーだらけになってしまうとちょっと飽きてきますね。そしてどれもこれも似たような感じ」「最近はミステリーばかりで気疲れしてしまう」といったコメントも少なくない。

 たしかに、4月クールのドラマでは綾瀬はるか主演(37)の『元彼の遺言状』(フジテレビ系)をはじめ、柴咲コウ(40)と高橋一生(41)主演の『インビジブル』(TBS系)、ディーン・フジオカ(41)主演の『パンドラの果実~科学犯罪捜査ファイル~』(日本テレビ系)など、ミステリードラマが数多く放送されている。

 そのため、ミステリーものに食傷気味になっている視聴者もおり、長澤の新ドラマにも懸念を示す声が上がっているようだ。

 昨今のドラマ事情について、ドラマライターの板橋六郎氏はこう話す。

「ここ最近、考察ドラマがあまりに増えてしまっていますよね。『真犯人フラグ』(日本テレビ系)が高いコア視聴率を取ったことも記憶に新しいですが、朝ドラの『カムカムエヴリバディ』も後半は怒涛の伏線回収の連続で、結果的に強い考察ドラマ感が残っている。今や空前の考察ドラマブームになっているわけです」

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