降板・ビートたけし、立川志の輔、坂上忍、上沼恵美子…テレビ局「大御所リストラ」その後の明暗の画像
ビートたけし

 大物のリストラが相次いだ、春の番組改編。特に大きな話題となったのは、坂上忍(54)が8年間、MCを務めたフジテレビ系『バイキングMORE』の終了だ。

「坂上には動物保護ハウスの運営に力を注ぎたいという思いがあり、番組は終了となりました。ただ、フジとしても炎上が多く、さらにギャラも高い彼に見切りをつけ、切り替えを模索していたのは事実です」(全国紙放送担当記者)

 実際、同時間帯に始まった情報番組『ポップUP!』では自局の山崎夕貴アナ、佐野瑞樹アナがMCを務め、大幅なコストダウンに成功。だが、初回の世帯視聴率は3.2%(個人視聴率1.6%)。『バイキングMORE』の最終回は同4.8%(同2.4%)だったので、視聴率まで大きくダウンしてしまったのだ。

「特に佐野アナが空回り気味で、早くも山崎単独MCへのマイナーチェンジを検討中です。ただ、スタッフは坂上時代と違って、のびのびと仕事ができていて、ドラマの番宣用番組と割り切ればいいとの声も。坂上さんも週5の帯番組から解放され、“前よりよく眠れるようになった”そうなので、お互いよかったのかも(笑)」(フジ関係者)

■TBS安住紳一郎アナが上層部に…

 ビートたけし(75)が卒業したTBS系の『新・情報7daysニュースキャスター』からは、こんな話が。

「置物状態のたけしさんに、もう高額ギャラは払う余裕はなかった。本人は“体力がきつくて”と話していましたが、実際は“引退勧告”でした。滑舌が悪く、往年のキレを期待する視聴者が離れていましたからね。MCを務める、TBSで役員待遇の安住紳一郎アナも“そろそろたけしさんも……”と上層部に話したとも聞きます」(番組関係者)

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