■怒りが収まらない東西の大御所2人
怒りが収まらないのは、東西の大御所2人。1995年のスタートから、実に27年の歴史に幕を下ろしたNHK『ガッテン!』の司会を務めた立川志の輔(68)と、同じく95年スタートの『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』(テレビ朝日系)が終了となった、関西の女帝・上沼恵美子(67)だ。
「志の輔はライフワークと公言してきた番組から、寝耳に水の終了通告を受け、驚いたといいます。視聴率も悪くなかったが、“若返りを図りたい”というNHKの説明を受け入れたといいます」(夕刊紙記者)
後継番組の『あしたが変わるトリセツショー』では、石原さとみ(35)がMCに就任。しかし、すぐに産休に入ったため、代役を立てることに。それが志の輔より高齢の市村正親(73)だった。
「これには温厚な志の輔もさすがに怒って、“もうNHKには出ない”とカンカンだとか。番組の企画内容も生煮え状態で、局内でも“『ガッテン!』のままでよかったのでは”との声も出ています」(前同)
●DAIGOの奮闘でTwitterトレンド1位
上沼は、『おしゃべりクッキング』終了について、「感謝しかない」と、月刊誌で手記を発表したが、「後を継いだ、『DAIGOも台所~きょうの献立何にする?~』が気に入らないようです。“あんな、何もできないコ連れてきてホンマに”と周囲へのグチが止まらない。ただ、料理初心者のDAIGOの奮闘ぶりが主婦に好評で、初回放送でツイッターのトレンドで1位になるなど、番組の出だしは絶好調です」(芸能記者)
テレビをめぐる、大物タレントたちの悲喜こもごも。芸能リポーター・城下尊之氏は、こう話す。
「“昔の名前”では仕事ができない。大物たちも還暦過ぎたら、仕事以外の生きがいを探したほうがいいかもしれませんね」
老後は、ゆっくり過ごすのも悪くない!?