■『TOKIOカケル』紹介の「フジテレビデビュー作」にウソ!
「フジテレビドラマ初出演は今から8年前のこちらのドラマ」というナレーションとともに流れたのは、『幽かな彼女』の翌年、2014年4月クールに放送された佐藤健(33)と渡部篤郎(54)主演のドラマ『ビター・ブラッド』の映像、当時15歳の広瀬と佐藤のやりとりが映し出されたのだ。
そして「フジテレビデビューは佐藤健さんの妹役でした」と再びナレーションが流れたのだ。
「他局で"デビューはフジテレビだったかな?"とタイトルを濁す、ということなら理解できるんですが、『幽かな彼女』は同じフジテレビで放送されていますからね。映像資料も使いやすく、広瀬さん自身も『初耳学』で"ターニングポイント"とするほどのドラマなのに、『TOKIOカケル』では完全にスルーされていた、というわけです。しかも『幽かな彼女』は"広瀬以外の生徒役も後のスターばかり"というバラエティ的にオイシイポイントもあるんですけどね……」(前出の女性誌記者)
まず男性陣は、ジャニーズのKis-My-Ft2の北山宏光(36)が若手教師役。さらに他の生徒生役は当時ジャニーズJr.だったSixTONESの森本慎太郎(24)、King&Princeの神宮寺勇太(24)、現在はジャニーズを辞めた岩橋玄樹(25)もメイン級で出演していた。
そして、さらにすごいのが女優陣。
ヒロインで、生前教師だった幽霊が、当時すでに有名だった杏(36)。モデル志望の少女・明日香が広瀬すずで、内向的な性格を変えたくてダンスを始める少女・ともみが上白石萌歌(22)、クラスきっての問題児・りさが山本舞香(24)、りさの取り巻き・舞が飯豊まりえ(24)だ。
しかも、第7話にゲスト出演した神山の教え子は波瑠(30)が演じており、回想シーンの子役も、現在は女優として活躍中の大友花恋(22)だった。
まさに連ドラ出演クラスの役者がズラリと揃っていたのである。