■海水浴で危険な離岸流、観光業者の見分け方は?
夏レジャーの王様・海水浴では、急速に沖へ流される“離岸流”に巻き込まれないことがポイントだ。
「海面に白波が立っていない、突堤などの人工物が近くにある、これらの場所は、離岸流が発生している可能性があり、大変危険です」
●遊泳中の飲酒も要注意
また、飲酒にも要注意だ。
「海上保安庁のデータでは、飲酒時は通常時に比べ、遊泳中の事故による死亡確率が2倍になるんです。お酒飲みの方にはつらいですが、酔った状態で泳ぐのは絶対に避けてください」
■観光ツアーは地震や津波などの“天災対策”も
最後は、安全な観光業者の見分け方。知床の事故でも、ずさんな管理体制が次々と報道されたが、何か基準はあるのだろうか。
「たとえば、観光ツアーなら、観光中に想定されるアクシデントだけでなく、地震や津波などの“天災対策”も、しっかり行っているところは、安全意識が高い業者だと言えます。事前に問い合わせて確認しておくといいでしょう」
ぜひ、参考にしてほしい。