■麒麟・川島の年収は『ラヴィット!』だけで7200万円!?

 前出のお笑いプロ関係者はこう話す。

「福岡県福岡市出身のタモリさんもスタイリッシュな印象がありますが、京都府宇治市出身の川島さんにも都会っぽさがあり、万人に愛される芸人になりましたよね。大阪時代はそんな感じではなかったといいますが、小田さんが分析したように、全国区へ見事にモデルチェンジを果たしたと言えそうです。

 そんな川島さんですが、『ラヴィット!』のMCをやるようになってから、司会者クラスのギャラに上がったといいます。一部ではMCを任されている番組は1本30~40万円とも言われています。ただ、この金額でも川島さんの番組での働きぶりを考えたら、かなりのお得感がありますよね」

 2021年4月放送の『せやねん!』(MBS)に出演したトミーズ雅(62)は「川島とこないだ仕事が一緒になった。帯ってギャラが高いってイメージあるやんか。俺、聞いたのよ。これ言えないけど、安い。もうビックリくりくりやわ」とコメント。

 そして「最初、言うてきた額があってんて。それはあまりにも洒落にならんから川島が断ったんやて」と暴露し、そこからさらに交渉が進められ、「ほんなら上がってんて。断ったら上がるんや」と最初の提示からギャラがアップしたと示唆する場面があった。

「テレビ局は今、不況でお金がありませんからね。安くてもしっかりと仕事をしてくれる、そんな信頼感から川島さんにオファーしたんでしょう。MCでギャラ30万円だとすれば本当に安いですが、やはり週5回放送がある帯番組はすごい。1本30万円として、単純計算で『ラヴィット!』だけで年間7200万円。

 他にもレギュラー番組をたくさん抱えていますし、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)や『水曜日のダウンタウン』(TBS系)などの人気番組にもちょくちょく出演していて、テレビだけでも年収は最低2億円はあるのではないでしょうか。加えて、CM、ラジオ、YouTube出演などもあるわけですからね。

“時事ネタは扱わない”という徹底したスタイルで確固たるポジションを築いた『ラヴィット!』を軸に、川島さんの活躍の場はますます増えていくのではないでしょうか」(前同)

 人気・収入の面でも麒麟・川島がタモリに並ぶ日は近い!?

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