間宮祥太朗主演『ナンバMG5』SixTONES・森本慎太郎が心優しきヤンキー大丸にどハマり、ジュニア時代にあった“頼れる兄貴分”のルーツの画像
※画像はフジテレビ『ナンバMG5』公式ホームページより

 間宮祥太朗(28)主演のドラマ『ナンバMG5』(フジテレビ系)が熱く盛り上がってきた。筋金入りのヤンキー一家の次男として名を馳せたバリバリのヤンキーが、普通の高校生になりたくて家族には内緒で健全な高校に通学するという、二重生活を送る青春物語だ。普通の高校生活を送る難波(間宮祥太朗)が、特攻服を着た正体不明の最強の男“特服(とっぷく)”であることを知る友人“ツレ”との熱い友情がとてもいい。

■森本慎太郎が演じる大丸がいい!

 森本慎太郎(24)がこれまで演じてきた学生役は、そのほとんどがヤンキーや問題児という、クセの強い役ばかりだ。『私立バカレア高校』(日本テレビ系)では主演で腕っぷしの強い番長・桜木を、『GTO』(フジテレビ系)では短気で直情的だが、クラスのリーダー的存在・村井を、『幽かな彼女』(フジテレビ系)では目標を失って何事も投げやりな態度の根津を、『部活、好きじゃなきゃダメですか?』(日本テレビ系)では、サッカー部のエースだが青春に暑苦しい先輩・一色を演じてきた。

 そして今回、明るくて硬派で優しいヤンキーの大丸大助を演じる。大丸は、見た目の豪快さと裏表のない性格が、とても気持ちのいい男だ。自分の仲間が、伍代(神尾楓珠/24)にやられたと知るやいなや、伍代を呼び出して問い詰める。

 実際は、伍代を潰すために大丸を使って潰し合いをさせるといった、先輩たちの卑怯な罠だったのだが、自分が騙されていたことよりも、喧嘩に巻き込んだことを伍代に謝り、食事に誘ういいやつだったりする。また、難波が周囲をだまして二重生活を送ることをよく思っていなかったが、理由を知って理解してあげる優しいところがある。敵だろうと相手の気持ちを思いやることができる、心優しいヤンキーなのだ。

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