■相方・又吉直樹との“コンビ間格差”からアメリカ移住を決意

 バラエティ番組関係者はこう話す。

「渡米してから5年が経ちましたが、今が綾部さんにとって大事な時期にあるのは間違いないでしょう。YouTubeチャンネル開設もエッセイも、所属している吉本興業が会社としてガッツリ動いたわけではなく、綾部さん本人周辺の動きで決まったようですからね」

 そもそも綾部が渡米を決意したのは“コンビ間格差”が大きかったと言われている。

 2015年7月、相方の又吉直樹(41)が小説『火花』(文藝春秋)で芥川賞を受賞し、文化人としての活動もするように。一方の綾部は「これからは(又吉)大先生の後ろに秘書みたいにいます」と自虐的に話す場面も増えていた。

「又吉さんの活躍の場が増える一方、コンビとしての活動は減っていました。それらが良い意味でも刺激になったのでしょう、綾部さんもYouTubeで“このまま日本にいても上がり目はない”と話していますが、“10年後に想像できない自分になるため”に渡米を決意したといいます。

 また、日本にいた頃から昼ドラに出演するなど、俳優志望でもあったようです。純粋なお笑いだけでは、“これ以上先はない”と判断したのかもしれません。ニューヨークからロサンゼルスへの移住は夢にさらに近づく新たな一歩とも言えそうです」(前同)

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