■剥離骨折しながらも、いつもと変わらない様子で撮影

「音楽雑誌のインタビュー取材で、10数年ぶりにGACKTさんと対面した時のことです。前の取材のときは、少しインタビューをしただけで、絶対に覚えてないだろう、と思って自己紹介しようとしたら、その前に“○○さん、久し振り”と言ってくれたんです。ちょっと信じられなかったですね。星の数ほど取材を受けているはずで、そのライターをひとりひとり覚えているって、とんでもない記憶力ですよね」(音楽誌ライター)
 
「GACKTさんが主演する舞台の公演中の休演日に、雑誌の撮影があったんです。スタジオへ到着してから撮影が終了するまで、いつもと変わりない様子で自然なポージングをしていたんですが、撮影終了後にスタジオを出てから車に乗り込むまでの間のふっとした瞬間、何となく足を引きずるような歩き方をしていて、“あれ?”と思ったんです。

 翌日のニュースで、GACKTさんが前日の舞台で足を剥離骨折していた事を知りました。撮影中にはまったくそんなそぶりは見せなかった。すごいプロ意識ですよね」(雑誌編集者)

「GACKTさんがランボルギーニで現場入りするということで、その時は駐車場の確保に苦労しました(苦笑)。入れられる場所がなかなかないんです。でも、噂のランボルギーニを間近で見た時は、“やっぱり、GACKTさんはすごいな”と改めて思いました」(撮影スタジオスタッフ)

「GACKTさんは撮影終了後、現場にいる全員と握手を交わしながら、“ありがとう”と挨拶をしてくれました。私のような下っ端にも同じように接してくれたタレントさんは、GACKTさんだけですね。ミュージシャンの中では、飛びぬけて人柄がすばらしかったです。そんなふうに接してくれたら、GACKTさんのファンになっちゃいますよね(笑)」(編集アシスタント)

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