■『吉野家』は衝撃の2杯提供、『松屋』は伝説のカレー

 まずは、牛丼チェーン御三家の最古参『吉野家』だ。“早い”、“安い”が売りの牛丼を、さらに進化させた“超特盛”の一杯を提供中。

吉野家のスタミナ超特盛丼 イートイン932円

吉野家「スタミナ超特盛丼」(イートイン価格 932円)
満足度  ★★★★
コスパ  ★★★
肉    ★★★★★
ニンニク ★★★
衝撃   ★★★★★

「1食、2040kcal。“吉野家史上最大のボリューム!”が売り文句の、超特盛メニューです。巨大サイズのスタミナ丼の隣には、“追い飯”も添えられていました。まさかの2杯提供に、食べる前から背徳感がすごいです。

 スタミナ丼の具は、ニンニクを効かせた特製タレで仕上げた、牛カルビ、豚肉、鶏肉の3種。そこへ、青ネギ、食べるラー油、生卵をのせています。全体的に甘辛い味わいで、白飯がすすみます。生卵は別添えなので、味変として、追い飯を“卵かけご飯”にして楽しむのもアリですね。本当に、ものすごい量なので、胃袋に自信がある人は是非挑戦してみては」

 次に紹介するのは、同じく、牛丼チェーン御三家の一角である『松屋』。これまで、さまざまなカレー料理を提供してきた同社のなかでも、特に人気を博したという“伝説のメニュー”が、現在販売中だ。

松屋のごろごろ煮込みチキンカレー(大盛)イートイン690円

松屋「ごろごろ煮込みチキンカレー(大盛)」(イートイン価格 690円)
満足度  ★★★★
コスパ  ★★★★★
肉    ★★★★★
辛さ   ★★★
アツアツ ★★★★★

「1食、1137kcal。『松屋』社員の間では、“モンスターメニュー”とも呼ばれている、人気とボリュームを兼ね備えた一皿です。ファンから根強い支持を得ている、ピリ辛の“松屋特製オリジナルカレーソース”の中には、皮つきのジューシーなグリルチキンが、ゴロゴロッと8個ほど入っていました。アツアツに煮込まれていて、ひとくち食べると汗が噴き出ます。白飯の量も多く、食べた後の満足感はナンバーワンです。暑い日には、この“ごろチキ”を食べたあとに、冷たい水を一気に流し込みたいですね」

 特盛メニューは、まだまだ存在する。

  1. 1
  2. 2
  3. 3