■キンプリ平野紫耀は令和版『クロサギ』で“打倒・山下智久”

 制作会社関係者が話す。

「10月クールにTBS金曜22時の『金曜ドラマ』枠で、令和版『クロサギ』の放送が決まっているといいます。『週刊文春』(文藝春秋)でもすでに報じられていますが、主演を務めるのはKing&Prince平野紫耀さん(25)です」

 2006年4月クールに同じTBSの「金曜ドラマ」枠で放送された平成版のドラマ『クロサギ』では山下智久(37)が主演を務めた。全11回放送され、平均視聴率は15.7%(すべてビデオリサーチ調べ、関東地区)と大注目を集めた作品で、劇場版も製作されるほどだった。また、山下が歌う主題歌『抱いてセニョリータ』も初動売上40万枚を突破する大ヒットを記録。『クロサギ』は山下のキャリアを代表する作品になった。

「かねてより平野さんは山下さんに憧れ、尊敬していると話していましたからね。その山下さんの『クロサギ』で新たに主演を張るというのはかなりのプレッシャーでしょうし、オファーが舞い込んだ際には本人も青天の霹靂だったようで、かなり驚いたそうです。

 ただ、『クロサギ』は山下さんのイメージが強く、平野さんも演じるからにはそれを払拭するものにしなければならないという思いは強いはず。尊敬する山Pが見て“良かったよ”と言ってもらえるぐらいのドラマになるよう気合い十分なのではないでしょうか」(前同)

 平成版『クロサギ』ではヒロインを堀北真希(33)が務めたが、令和版ではNHK連続テレビ小説ちむどんどん』でヒロインを絶賛好演中の黒島結菜(25)が務めるという。

「朝ドラのヒロインが『ちむどんどん』終了直後に出演するドラマですから、注目度も高いでしょうね。そんな黒島さんとがっちりとタッグを組んで、令和版『クロサギ』を盛り上げ、平野さんも山下さんと同じように自身のキャリアを代表する作品にしたいと意気込んでいるでしょうね」(同)

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