■「現実と向き合うのが怖くて……」

 さらに別のリスナーから、「English Cooking」で永瀬がビーフンの湯切りをする際、ザルがあるにもかかわらず、菜箸でビーフンを押さえて湯切りしていて「ザルの意味ないやん」と思ったというメッセージを紹介。

 これに永瀬は「いやいやわかってないっすね。石橋を叩いて渡るタイプなんで、ザルが貫通してしまうかもしれないじゃないですか。転ばぬ先の杖というか」と理由を説明し、「たしかに俺も気づいてはいたよ、“これザルの意味ねーや”って。止められなかったもん、自分を」と続けた。

「嫌なんすよ、この企画。『English Cooking』(笑)」と苦笑しつつ話し、「もうだから、自分から絶対包丁持たんようにしようと思って。なんか悔しくなるから自分に。“俺、包丁切れねぇんだ、そういえば”って……。その現実と向き合うのが怖くて。嫌だっすね」と「English Cooking」が苦手だと漏らした。

 コーナーについて、あらためて「英語で指示されるから“なんだよ、その英語”っていうので、ごまけるんですよ、僕の料理の実力が。そこに焦点がいかないから。Englishのほうにみんないくから、まだ僕の料理のできなさっていうのはあんまバレてないとは思うから。これがただのCookingになっちゃったら、もう終わりですね、僕は(笑)」と自信なさげに語った。

 最後には「気づくよね、やっぱファンの人って。見てくれてるから俺のことを。“ザルの意味ないやん”とかさ。“ニンジンのヘタどうせ永瀬でしょ”、“どうせ見栄えがいいと思って盛りつけたんでしょ”みたいな、見透かされるの、悔しいね!」と悔しさをにじませつつも、「ちょっと一手一手に深い意味を込めてCookingします、これから。安易に予想されないような。それを考察してもらう」とコーナーへの意気込みを語った。

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