■超バイオレンス作品で嫌われても「俳優冥利につきます」

 大吉は賢秀について「捕まえなあかんと思う」と語ったのだが、『ちむどんどん』の視聴者からも、「普通なら逮捕されてるレベル」「ニーニーはまだそんな事繰り返してるのかよ!もうそろそろ逮捕された方がいいよホントにもう」「詐欺だからね。ニーニーは逮捕されるべき」といった厳しい意見がSNSに寄せられてしまっている。

「“逮捕要求”が多数上がってしまっている、あまりにも“クズ”な、主人公の兄・ニーニー演じる竜星さんは、NHK朝ドラという日本中が注目するドラマでここまで目立つ役を今やっているわけで、目下“日本一の嫌われ俳優”と言えるのかもしれませんね。良いも悪いも、今後の俳優人生に大きな影響があるのは間違いないでしょう。

 そんな竜星さんは実は、今から6年前に“嫌われるのは俳優冥利につきます”といった発言をしていたんですよ」(前出のテレビ誌編集者)

 2016年5月に公開された主演映画『シマウマ』の完成披露試写会で竜星は、「この作品を観て僕の事を“嫌い”になっても、それはそれで俳優冥利につきます!」と、自信満々に断言していたのだ。

 映画『シマウマ』で竜星は、美人局で生計を立て、ひょんなことから復讐代行業の世界に足を踏み入れていくる男・ドラを熱演。

 復讐相手を燃やしたり、指を切断したりするなどの暴力を平然と行ない、2013年の『獣電戦隊キョウリュウジャー』(テレビ朝日系)で演じた正義のヒーロー、キョウリュウレッドこと桐生ダイゴ役や、2017年上半期のNHK朝ドラ『ひよっこ』で演じた警官・綿引正義役とは全く違う、荒々しくて激しい、超バイオレンスな演技を見せていた。

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