■整形で自己肯定感が上がった

 口元にコンプレックスを持っていた藍里は19年に「骨切り」というアゴの切り離した上アゴと下アゴを奥へ移動させてアゴ先を前に出して整える手術を行った。美容整形はいまだにタブー視されがちな話題ではあるが、藍里は当時から整形を公言しており、今回も、

「整形してから人前で笑うのとか苦手だったんですけど、何も気にせず笑えるようになった」

「自分のこと発信できるようになってから、そういう美容とかファッションのおぢごとにも携わらせていただけるようになった」

 と前向きに語っていた。

 なお、自分のコンプレックスを自覚した経緯は21年8月に『with online』の連載コラムにて、

《……口元へのコンプレックスは、ひそかに自分でも抱いていました……。

 小学生の頃に、友達と“お互いの気になること”を言い合おう!という話になって、その時に友達から「藍里ちゃんは歯茎かな」と言われたことがあって、それ以来なんとなく口元が気にはなっていたのですが、まだその頃はそこまで強くコンプレックスだと感じていませんでした。

 そしてある時、出演させていただいたテレビ番組が放映された日に、SNSでエゴサーチをしていて、視聴者の方々からの「口元がな~」とか「口が残念なんだよね」というコメントを目にしたんです。》

 と語っている。「売名バッシング」もそうだが、SNS時代の問題を感じさせる話ではある。

 それぞれの芸能人生を送っている有村姉妹。いつの日か、“女優”としてドラマで共演する日も見てみたいー-。

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