アンガールズの田中卓志(46)の冠番組『呼び出し先生タナカ』(フジテレビ系)が深刻な様相を呈してきている――。
4月24日にスタートした同番組は生徒に扮したゲスト出演者のおバカ解答を担任の田中と副担任のシソンヌ・長谷川忍(43)がイジるという内容で、視聴者から『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)の「抜き打ちテスト」企画とまったく同じだという指摘が相次いで上がって炎上。
5月5日に配信されたネットラジオ『アンガールズのジャンピン』(ニッポン放送 PODCAST STATION)では、「新番組がフジテレビの過去の番組の企画に酷似していたので残念だった」というリスナーからのメッセージを紹介。
これに田中は「『めちゃイケ』をやっていたスタッフさんも入っているし、フジテレビの番組内で企画を使うって別に悪いことでもないしさ」と応じていたが――。
“本家”の『めちゃイケ』の「抜き打ちテスト」で先生役だったナインティナインの岡村隆史(51)も、5月12日放送の『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で番組に言及。
「別にアンガールズの田中くんは何も悪くないよ」としたうえで、「こんな悲しいことある? 他のメンバーもどう思ってるのかな」と寂しげに語った。
そして、岡村のこのラジオ発言を受け、田中が岡村に“謝罪電話”を入れていたと5月28日の『文春オンライン』が報じた。
記者の直撃取材に、田中は15分ほど岡村と電話で話したことを認め、岡村も「田中くんが番組やりやすいようにしようと思ってラジオでイジってやろうと思っただけ」とフランクに応じてくれたようだ。
通常であれば「社内の話だから……」で済むような話だったものの、当事者の田中、そして岡村がラジオで取り上げたことで事態は一変。岡村が所属する吉本興業や田中が所属するワタナベエンターテインメントまで巻き込むような騒動にまで発展しつつあるという。