■ニュースから「不自然削除」された２つの発言
前出のトークイベント参加女性によると、ニュースでは報じられなかった発言が２つあるという。
「竜星さんは、イベントでは“もう本当ヒドいんですよね、ニーニー。いろんな人からちゃんとしてって言われるんです。この間、バラエティの収録で久本雅美さん（６３）にも、『ニーニーちゃんとして』って言われましたよ”と話していました。
また、炎上している賢秀のクズ行為についても、“賢秀がいなければ比嘉家はたぶんハッピーなんですよね。いなかったら何のトラブルもない……ただ、彼がいることで物語が転がってドラマが生まれるんです”と話していました。そのときの竜星さんは至って普通な感じで、穏やかに話しており、会場の空気も変になったわけでもないのに、この話は報じられなかったんですよね……」
前出の夕刊紙デスクはこう言う。
「このトークイベントのニュースは、おそらくＮＨＫサイドが素材を渡して、“これを元にニュースにしてください”と各社に配布したと考えられます。その際にＮＨＫとして望ましくない部分がカットされたのかもしれません。
１つ目の、久本雅美に“ニーニーちゃんとして！”と言われた件についてはおそらく、相手があることなので、相手への影響や、許可取りなどの必要性を考慮した上で出さなかったと考えられます。ただ、もう１つについては、正直解せないですね」
現状、賢秀の悪行は視聴者から「ニーニー逮捕して欲しい！」「何故賢秀は逮捕されないんだろう。どうして誰も被害届を出さないんだ」といった意見がＳＮＳ上に寄せられ、『あさイチ』ＭＣの博多大吉も、レギュラー出演する『たまむすび』（ＴＢＳラジオ）で、「俺、一回捕まえなあかんと思う。だってもう犯罪だもん。もう詐欺だもん。あんなのは」と言うほど、厳しい目で見られてしまっている。
「トークイベントで、竜星が穏やかな様子で話したという、“賢秀がいなければ比嘉家はたぶんハッピー”という発言は、彼の本音でしょう。その後、“彼（賢秀）がいることで物語が転がってドラマが生まれる”とも語っていて、ドラマにとって非常に重要な存在であるということも話しているわけですからね。
それがカットされたということならば、おそらく、ＮＨＫサイドの強い配慮、調整があったのではと。現状、『ちむどんどん』は制作サイドの想定以上に猛炎上しています。そのドラマに、さらに火に油を注ぐようなことは避けたいという意図があり、そのために“賢秀がいなければ比嘉家はたぶんハッピー”発言が消されたのではと。
竜星の発言内容は、普通なら全く問題になるようなものとは思えませんが、ネットの意見、ネット炎上はコントロールが効かず、常にリスクがあるのは事実。おそらくＮＨＫサイドはそこを考えたのだと思われますが、ただ、『ちむどんどん』と演じる賢秀への正直な思いを語った竜星の気持ちは、置いていかれたとも考えられますよね……」
２０１６年５月に公開された主演映画『シマウマ』の完成披露試写会で、「この作品を観て僕の事を“嫌い”になっても、それはそれで俳優冥利につきます！」と堂々と語っていた竜星。賢秀が嫌われることは本望ではないかと思われるが……。
ただ、詐欺師と「紅茶豆腐」の販売を始め、さらなる深いダークサイドへと堕ちようとしている賢秀。まだまだ大炎上は続いてしまうのかもしれない――。
