■「お福」「お兄ちゃん」「ひーちゃん」

 ちなみに『きょうは会社休みます。』では福士蒼汰(29)とも初共演だったが、当時の『さんま御殿』では本番の直前に「福ちゃんって、積み木に似てるよね」と言われたことや、

「雰囲気が積み木の中のひとかけらにいてもおかしくないから」「目の形が積み木っぽい」「積み木みたいに整ってるってことです!」

 という説明されてもよくわからない、独特すぎる綾瀬の福士評も明らかになり、福士本人もさんまもただただ困惑するばかりだった。

 なお、そんな福士のあだ名は「お福」だと当時の『NEWS every』(日本テレビ系)で明らかとなっている。

「『evey』に出演した際は陣内貴美子さん(58)にも“おじんじん”とニックネームを付けて、スタジオを大爆笑させていました(笑)。

 このほかには、やはり女優であることから親しい間柄を演じた俳優は役名に引っ張られることも多いようです」(前同)

 たとえば、最近では21年に映画化もした17年の『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)で共演した西島秀俊(51)とは13年の『八重の桜』で兄妹役だったことから、現在も「お兄ちゃん」と呼んでいることを20年7月号の『デジタルTVガイド』(東京ニュース通信社)で明かしている。西島は、「はるぼう」と呼んでいるそうだ。

「また、21年に『天国と地獄~サイコな2人~』(TBS系)でW主演だった高橋一生さん(41)とは劇中の望月彩子(もちづき・あやこ)と日高陽斗(ひだか・はると)という役名ですが、これにちなんだ“あーちゃん”と“ひーちゃん”という名前で呼び合っていることを21年1月15日放送の『ぴったんこカン・カンスペシャル』(TBS系)で明かしています」

 ユニークなニックネームをつけることが多い綾瀬。共演者との良好な関係の秘訣は、こういう部分かもしれないー-。

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