■「言うしかないよね、TBSの『news23』で」

 立花氏は自身のYouTubeや3月に行なわれた参院石川補選の政見放送で、東谷氏の暴露を引用する形で、綾野の未成年淫行や傷害などの疑惑に言及していた。

 これに綾野の事務所側は「綾野が未成年者と性的行為に及んだ事実はなく、(立花氏や東谷氏の)発言はまったくの事実無根」と、立花氏に動画の削除を求める警告書を送付。この行動に対して、逆に立花氏は動画を削除する必要がないとして、原告となって債務不存在確認訴訟を起こし、6月7日に債務不存在の確認を求める訴訟の第1回口頭弁論が東京地裁で行なわれた。

 立花氏の支援を受け、東谷氏は7月に投開票予定の参院選に出馬することを表明するなど、芸能界のみならず、政界をも巻き込む可能性も出てきている。

「立花氏は6月16日放送の『news23』(TBS系)で録画放送される『参院選に向けての各党の党首討論』に出演予定ですが、そこで綾野について言及する可能性も示唆しています」(前出の夕刊紙記者)

 6月7日、自身のYouTubeを更新した立花氏は「言うしかないよね、TBSの『news23』で“綾野剛くんが日曜劇場に出るのは問題があると思います”って」とコメント。「質問に関係なく言うしかないので、先に言っときますよ、TBSさん言いますからね!」と宣言したのだ。

「『オールドルーキー』を放送するTBSで、思いっきり主演の綾野の疑惑を言おうとしているわけです。政策論争とは無関係ですから、当然カットされる可能性もあります。ただ、NHK党の政策を絡められたらカットはしにくいでしょう。それにカットしたらしたで、立花氏と東谷氏がよりヒートアップするのは間違いありません。

 ネットの世界、YouTubeを舞台に巻き起こった東谷氏と綾野サイドの“全面戦争”ですが、6月16日以降はその戦いの場をテレビ、さらに言えば『オールドルーキー』が放送されるTBSに移し、さらなる泥沼展開に突入するのかもしれません。“最後の戦い”だと宣言している東谷氏にしてみれば、いよいよ本番といったところではないでしょうか」(前同)

 6月16日の『news23』では、立花氏のブッコミ発言がオンエアされるのだろうか、それとも――。

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