オードリー若林正恭が明かしたダウンタウン松本人志ら「世界最高峰お笑い芸人」たちの「壮絶すぎる頭脳戦」の舞台裏の画像
若林正恭(オードリー)と松本人志(ダウンタウン)

 6月11日深夜の『オードリーオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、同日の19時にオンエアしていた特番『審査員長・松本人志』(TBS系)の驚くべき裏側が明らかとなった。

「『審査員長・松本人志』はダウンタウンの松本人志さん(58)が“審査員長”、オードリーの若林正恭さん(43)がMCとして出演し、これまで扱われたことがないジャンルのコンテストを勝手に開催する特番で、今回が3度目の放送でした。

 すごい発明品からちょっとした特技まで、幅広いジャンルを審査員長である松本さんみずからも体当たりで審査し、優勝者は“まつもトロフィー”がもらえる、という趣向。

 今回のラジオで若林さんは、この番組の裏話や、そこから発展して芸人たちの細かいエピソードを紹介していたんです」(専門誌記者)

『審査員長』のスタジオにはゲストでIKKO(60)、King&Prince岸優太(26)、劇団ひとり(45)、バイきんぐ小峠英二(46)、ファーストサマーウイカ(32)、ゆうちゃみ(20)といった面々が登場。彼らの票はそれぞれ1票と、松本は審査員長ということで特別に2票を、各部門でもっともいい、と思ったものに投票する形だった。

 若林はスタッフと事前に打ち合わせで、もし同点になった場合は「若林さんの独断と偏見で若林さんが札を出して優勝を決めましょう」となっていた、説明。審査員長の松本は2票持っていることもあって「同点にはならないと思いますけどね」と思いつつ番組を開始したところ、いきなり1回目のジャンルの審査で3対3になってしまった、と説明した。

「“これはどうしようかなぁ”って。松本さんに寄せてるっていうのも、見てる人違うし、逆張りするのも違うし」

 と考えたものの、シンプルに自分がいいと思ったものを上げて1ジャンル目の優勝が決定。

 ところが、次のジャンルについても、まさかの同票となり、またしても若林の裁定で優勝が決定。そこで「お前が審査員長やないかい!」と松本に盛大にツッコまれた。続く3番目こそすんなり決定したものの、最後の4ジャンル目もおなじく3票、3票、2票と分かれる結果になってしまったという。

 若林は、それまでの同票となった1ジャンル目、2ジャンル目を松本が選んでいないものに投票したことを思い返し、

「2つも松本さんが上げたのじゃないの上げたから、さすがに松本さんが上げたのに上げようと思ったんだけど、そういう決め方よくないなって思いもある」

 と、気を遣おうかどうしようか悩んでいたところに「松本さん本当に優しくて、小声で“もうこれ、若林がいいと思ったんでエエで”って言ってくれてた」と振り返った。

「ここまでは、視聴者サイドも知っている話ですが、ここから若林さんが『審査員長・松本人志』には不在だった3人の芸人、ハライチ澤部佑さん(36)や平成ノブシコブシ吉村崇さん(41)、アンガールズ田中卓志さん(46)への全幅の信頼を感じさせる裏話を展開したんです」(前同)

 票を入れるまでの短い間に、若林は「3対3対2で松本さんのに入れて、最後にようやく優勝がキレイかな」と「違う方にあげる。(そして)“全部松本さんにならないじゃないか!”っていうオチもあるけどゴールデンか……」という選択肢が浮かんでいたという。

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