■「洋風日傘はない。行列の雰囲気ぶち壊し」

 栗山は百万石行列のパレードにあたって、赤い和傘の下に黒い洋傘を差していたのだ。これを受け、SNSには「撮影禁止はイベントとして残念だけど、それは交渉の問題だからねぇ…。ただ、洋風日傘はない。行列の雰囲気ぶち壊し。我慢できないなら引き受けないことだよ」「そもそも日傘ささなきゃならない程の仕事なら受けなければ良いのでは!?」といったコメントが寄せられた。

 栗山はツイッターで「健康面を気遣い日傘をご用意して下さった方、和傘が風で折れてしまってからは危ないのでと支えて下さった方、他にも多くの方の、お力添えをいただきました」と説明したものの、伝統的な祭りの雰囲気を壊しかねない“二重傘”に疑問を抱いた人は少なくなかったようだ。

「撮影禁止要求や二重傘の件も含め、実行委員会や間に入った代理店との連携ミスで起こった可能性もありますから、栗山さんをフォローする声もあります。ただ、今回の一件で大炎上してしまっているのは間違いありませんね」(前出のワイドショー関係者)

 そんな栗山が出演するテレビ朝日系ドラマ『遺留捜査』(木曜20時)の第7シーズンは、7月よりスタートする。

 同作は上川隆也(57)が主演を務める連続刑事ドラマシリーズで、2011年4月よりスタート。栗山は2017年7月クール放送の第4シリーズよりヒロインの神崎莉緒役を演じている。

「現在放送中の内藤剛志さん(67)主演の『警視庁・捜査一課長 season6』(テレビ朝日系)が6月16日の2時間SPで最終回を迎えます。ただ、同作はこれが最後のシーズンとなり、続編は作られないと見られています。やはり、ドラマを放送する『木曜ミステリー』枠自体がなくなる、というのが大きいですよね」(制作会社関係者)

『捜査一課長』や沢口靖子(57)主演の『科捜研の女』などの人気シリーズを生み出したテレビ朝日の木曜20時のドラマ枠「木曜ミステリー」が7月クールをもって幕を下ろす。同枠で最後の作品となるのが『遺留捜査』なのだ。

「10月クールからは火曜21時に、13歳から49歳の“コア層”を意識したドラマを放送する新枠を設けるといいます。テレ朝のドラマは『科捜研の女』や『相棒』など、シニア向けのものが多いですからね。ただ、テレビ各局は13~49歳のコア視聴率を重視しています。テレ朝も例外ではなく、若い層に向けたコンテンツを増やそうとしている。その一環で『木曜ミステリー』枠も終了することになったのでしょう」(前同)

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