■次回はスピンオフ？
この綾瀬の熱弁シーンは圧巻で、視聴者はツイッター上で、「圧倒された。ひと言ひと言に重みというか、説得力というか、泣きそうになった。まさに剣持麗子だった。法廷でのシーンの長せりふ、めちゃくちゃかっこよかったよ」などと大絶賛だった。
しかし、ラストシーンの直後、“最終回”とも“第１１話”とも告知せず、次回の予告らしい映像が流れ、多くの視聴者は混乱。「まだまだ物語は続くって匂わせてるのかと思ったら、普通に次回予告だった。笑」など、まだ続きがあることに驚いていた。
予告映像によると、次回は篠田と紗英（関水渚／２３）のスピンオフのような内容で、１話から引っ張っている栄治（生田斗真／３７）の遺言状に言及することはなさそうだ。１、２話で遺言に関する事件は解決されたものの、原作にある遺言状の真の意図は明かされていないのだが……。
今回は麗子の魅力あふれる法廷ドラマとなったが、原作とはずいぶん違う展開だった。原作ファンの期待を裏切り続けたためか、視聴率は微妙な増減を繰り返したジグザグ飛行。最終回もオマケのような内容で、いまひとつ盛り上がりきれずに終わりそうだ。
