くりぃむしちゅー・有田哲平が明かした「トガリすぎ」番組・フジ『全力脱力タイムズ』の伝説「アンタ復活漫才回」「キムタク出演ちょ待てよ回」のウラ側とギャル曽根夫の「相棒」Dの画像
有田哲平(くりぃむしちゅー)

「報道番組」という体裁をとりながら、予測不能な展開が降り広げられるバラエティ『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ系)。同番組に“アリタ哲平”として出演しているくりぃむしちゅー有田哲平(51)が、6月17日付の『マイナビニュース』連載企画「テレビ屋の声」に登場。番組の裏側を語り、話題を呼んでいる。

「本来は“テレビの作り手”を対象としたインタビューですが、『脱力タイムズ』の製作総指揮を務めるテレビマン・名城ラリータさん(45)が、有田さんも番組作りにガッツリ関わっていることから、有田さんを“テレビ屋”と同連載で語り、今回インタビューに参加することになったようです。

 特に視聴者の反響が多かった“神回”2つについてもしっかり言及してくれていましたよ」(専門誌記者)

 1つは、オンエアの瞬間までほぼ完全に情報が秘匿されていた、19年11月29日放送の“アンタッチャブル復活回”について。

「アンタッチャブルは、2010年に柴田英嗣さん(46)が女性トラブルで謹慎。その後、人気は回復したものの、相方の“ザキヤマ”こと山崎弘也さん(46)とコンビ復帰するタイミングを見つけられずに事実上のピン芸人と化していました。

 その後、『脱力タイムズ』ではハリウッドザコシショウさん(48)やフォーリンラブバービーさん(37)を柴田さん以外が山崎と言い張って、“コンビ復活!”とネタにしていましたが、3度目に柴田さんにも内緒で“本物のザキヤマ”を登場させて大騒ぎになりましたよね」(前同)

 当初は、俳優の小手伸也(48)を例によって“ザキヤマ”として登場させるも、うまく行かずに帰ってしまい、その後戻ってきたと思ったら本物のザキヤマで柴田が本気で驚愕する……という内容だった。今回のインタビューでは有田が「特に会心の回」の1つとして同回を挙げて、

《あの回は何度も小手(伸也)さんの楽屋に行って、「すいません、5分でいいんでスケジュールください」って何度もお願いしに行って、とうとう会議を飛び出してキャスティングプロデューサー業までやり始めちゃいましたから(笑)》

《僕が「今度出てください」って言って、向こうも「ぜひぜひ」って返すのはよくあるやり取りじゃないですか。そういう社交辞令と思われたらいけないんで、もう会うたびに楽屋まで行って「すいません、今度の『脱力タイムズ』の回なんですけど、実は…」みたいな。もう6カ月くらい前から動いたプロジェクトでしたね。》

 と語っている。

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