■「いい流れ、いい形というものがすごくできたんじゃないかなぁ」(光一)

 さらに剛は「最初に光一が『マジックタイム』を書いてくれてて、僕はそこで初見を聴いたんでね。そこでみんなが手を振ってる感じとかさ、とりあえずバーッって打って、“頭全然変えてくれていいから”って言って休憩して、また光一が書いてくれて、僕がそれを読んで。そんなやりとりをずっとやったって感じで」と、光一も「いい流れ、いい形というものがすごくできたんじゃないかなぁ」と振り返った。

 そのうえで、剛は「その言葉を導き出したのって達郎さんのアレンジ、メロディー、すべてがそうさせてくれたなって」とし「僕たちのミュージシャン人生の中ですごい貴重な機会を、山下達郎という偉大なアーティストとこうして曲を一緒に作らせてもらうという経験をさせていただいて、本当に嬉しかったですね」と続けた。

 光一は、CDデビュー25周年のタイトル「LIVE STAGE 24451〜君と僕の声〜」の「君と僕の声」というサブタイトルも『Amazing Love』の歌詞の1つだと説明。

「君と僕の声」というフレーズについて、剛は「これは“光一くんと”というのもあるけど、スタッフさんとか、もちろん一番はファンの人ね。煽るわけじゃないけど、本当みんな聴いたら泣くかもね。すごい素晴らしい楽曲いただいたもんね」と話した。

 さらにカップリング曲について光一は「竹内まりやさん(67)作詞作曲の『Midnight Rain』という曲で。ご夫妻で(笑)」と明かし、「そこに我々が……これすごくない? 『Midnight Rain』も“まりやさん節”のある曲で。ただ、歌うの難しかったなぁ……。“まりや節をどの程度入れたらいいやろう”みたいな」とコメント。

 剛も「本当そうやで。『Amazing Love』も達郎節どれぐらい入れるか……。最初1回、モノマネして歌ってから入れるのよな。そしたらちょうどいい(笑)」と笑いを交えつつ語った。

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