38歳大ブレイク松本若菜、7月テレビ東京新ドラ『復讐の未亡人』が神作になる3つの根拠「佐藤健共演のデビュー、やんごとなき一族の香川照之級演技、さんま紳助が見抜いた美貌」の画像
松本若菜主演のドラマ『復讐の未亡人』公式ツイッターアカウント『@tx_fukusyu』より

 7月7日深夜スタート予定のドラマ『復讐の未亡人』(テレビ東京系)に、注目が集まっている。

 本作はネット配信で大ヒットした黒澤R氏による同名漫画(双葉社)が原作の「愛する夫が自殺に追い込まれた真相を探り、自殺に追いやった同僚たちに復讐するサスペンスドラマ」だが、主演女優が今作に先駆けて「大当たり」を引き、知名度が急上昇しているのだ。

「本作で主演を務めるのは、松本若菜さん(38)。07年に『仮面ライダー電王』で主演の佐藤健さん(33)の姉役でデビューして以降、毎年ドラマや映画に出ている実力派バイプレイヤーでしたが、今回が連ドラ初主演となります。

 以前から安定した演技を見せていたんですが、今年4月クールの土屋太鳳(27)主演ドラマ『やんごとなき一族』(フジテレビ系)にて、土屋さんや他のキャストを食う怪演を見せつけたんです」(専門誌記者)

 松本が『やんごとなき一族』で演じたのは江戸時代から続く名家「深山家」の長男・明人(尾上松也)の妻で主人公・佐都(土屋)の義姉にあたる深山美保子。

「あ~ マジ なめくさってるわ。調子に乗ってんじゃないわよ、この雨後のたけのこが!」「ずうずうしく人の家にノコノコノコノコ たけのこたけのこニョッキッキと生えてきやがって!」

「バッドバースデートゥーユー バッドバースデーディア佐都さん ぼっちバースデーフォーユー」

「サッちゃんがね(追放危機で)遠くへ行っちゃうって本当かな だけどちっちゃいから僕のこと忘れてしまうだろう さびしいなサッちゃん」

 などなど、性格の悪さがにじみ出ている替え歌をミュージカルのようなジェスチャーをしながら主人公に浴びせかける「松本劇場」は、視聴者に絶大なインパクトを与えた。

 表情の芝居も絶妙で、たとえるなら『半沢直樹』(TBS系)の“大和田常務”こと香川照之(56)、浜崎あゆみ(43)の半生を描いた『M 愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)で悪女を演じた田中みな実(35)クラスのインパクト抜群の顔芸を毎回のように提供している。

「今年2月に同じく黒澤R原作の『金魚妻』(Netflix)の第5・6話の『頭痛妻』ではだんだん不倫にのめりこんでいく姿を生々しく描いた体当たりの演技も高く評価されていました。

 松本さんは『電王』で主人公の姉を演じた際に見せた儚げな演技も関係しているのか、未亡人だったり真面目すぎて過労で倒れてしまったりと、“薄幸系女優”として地位を確立していましたが、大きく流れが変わりそうですね」(前同)

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