■『M-1』チャンピオンの錦鯉にも“乗っかり”

 4月10日、佐々木投手が日本球界で28年ぶりに完全試合を達成したことを受け、石橋は「パ、パ、パーフェクトって…。もうデグロームじゃん!!」と「サイ・ヤング賞」を2度受賞したメジャーリーグを代表するメッツのエース右腕に重ねてツイートした。

 また、5月29日、武騎手が2013年のキズナ以来、9年ぶり6度目の日本ダービー制覇を達成したことを受け、「さすが豊だ!!!お客さんが沢山いると絵になる!おめでとう!6度目ダービージョッキー!」と祝福した。

「石橋さんは『貴ちゃんねるず』でたびたびロッテ・マリーンズの試合や練習の模様を取り上げています。また、昨年12月には佐々木投手と対談もしているほどですからね。また、武騎手とは長年にわたって親交がある。日本ダービーも現地で観ていたようで、祝福コメントを送るのも当然と言えば当然なのですが、あまりにも“乗っかり”が多すぎるのではないか、という指摘もあります」(前出のワイドショー関係者)

 石橋の“乗っかり”はスポーツ界だけにとどまらないようだ。

 6月12日、ABEMAで特別番組『石橋貴明プレミアム第15弾 タカさんマークのいきなり引越センター』が放送され、お笑いコンビ・錦鯉長谷川雅紀(50)が家賃26万円の高級マンションに引っ越しを決めた。

M-1グランプリ2021』で優勝し、大ブレイクを果たした錦鯉。しかし、長谷川は売れっ子芸人になってからも、練馬区・石神井公園の6畳1間家賃5万円のアパートに住み続けていた。

 番組では、そんな長谷川の引っ越しを石橋が後押し。目黒区や渋谷区の高級マンションを内見したほか、掃除機や洗濯機などの家電、さらには机やソファなどを次々と購入。約170万円分を現金で一括払いする場面もあった。

 そして、新居を決める段になった長谷川は「部屋の広さ」に惚れたという目黒区のマンションに引っ越すと宣言。石橋は後日、引っ越しを済ませた長谷川の新居へ。錦鯉と同じ事務所に所属する芸人たちも駆けつけ、引っ越し祝いのパーティを行なった。

 ここで長谷川は「とんねるずさんが本当に僕にとって青春だった。だからタカさんにこうやって家を紹介してもらって、今こうしているのが夢みたい。信じられない」と号泣。『M-1』決勝前、石橋から「ツーアウトフルベースからでも逆転あるからな」とエールをもらったとも明かし、「それがすごい励みになりました。本当にありがとうございます」と感謝をしていた。

「結果的に長谷川さんにとってはいい企画だったんでしょうが、引っ越し費用は総額で326万788円だったといいますからね。今の長谷川さんとっては問題ない額なのでしょうが、一般的な感覚ではかなりの出費になったわけです。

 それに、いきなり引っ越し先を決めさせるというのも『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)の高額商品を買わせる企画を彷彿とさせ、一部視聴者からは強い悪評もあるようです」(前同)

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